ある日、何の予告もなく、工具を持った一人の営業マンが来園。
なにやら印刷機を見せてほしいとの事。
すると、工具を取り出し、印刷機を解体し始めたのです。
修理の依頼もしていないのに、解体を始めるとは、これは機器を故障させて最新の機器に買い換えてもらうための工作活動ではないのか?と、不審なまなざしで、監督しておりましたら、なんと、機器の奥底から、見たこともない物が、、、
どうやら狙っていた獲物を発見した様子。すぐさま電話で仲間に、なにやら報告をするではありませんか。
よく見ると
こ、これは、血管を掴んで、切り口から血が出ないように止めるために使用する手術器具、止血鉗子(しけつかんし)ではないか?
こやつは何者?身の危険を感じ、後ずさりしていると
印刷機の修理のための道具との事。印刷のインクを止めるためのもので、最新の機器には、取り付けられておらず、古い機器にしかないとの事で、古い機器を使いまわしている当園に狙いを定め、お宝をゲットしに来たとの事。しかも修理は、別の会社の別の機器。
まあまあ、うちの機器がお役に立つなら、もってけ泥棒!
午前中かけて、お宝探しをし、元通りに組み立ててから、修理に出かけていきました。
はたして、無事に修理はできたのでしょうか?